「最初から最後まで快適な強さ」のマッサージ

私は肩と首の凝りがひどく月に1~2回くらいの割合でマッサージを受けに行きます。クイックマッサージのお店を利用することが多いのですが、マッサージ開始と同時にまず言われるのが「強さは大丈夫ですか?強かったら言ってくださいね。」です。施術開始直後に聞かれるので、まだそんなに痛くもなく、「大丈夫です」とか「ちょうどいいです」と回答することが多いのですが、施術する人によっては後半痛くてつらくなってくることがあるのです。でもそんな時、途中で強さを変えて欲しいと中々言い出せなくて、痛いのを我慢して施術が終わるまで耐えるという経験が多く、そういう時は大抵翌日もみ返しがくるんです。あまりにも痛い時には「ちょっと痛いです。」と申告するのですが、そんな時はなんだか申し訳ない気持ちになってしまいます。でもこちらもお金を払って施術を受けているのですから、なんとか「最初から最後まで快適な強さ」のマッサージを受けたいものです。それで私は自分の凝り具合を部分ごとに細かく説明し、施術部位によって強さを調節してもらうようにお願いすることにしてみました。例えば肩と首は通常よりちょっとだけ強めに、でも背中は軽めに・・・といった具合にです。こんな風に細かくお願いした結果、前よりも我慢する時間は減りました。でもやっぱり「最初から最後まで快適な強さ」のマッサージを受けられることはありません。考えてみれば強さの強弱も施術する人によって違うし、受ける側も感じ方は人それぞれです。それで施術する人の強さ加減と受ける私の強さ加減がピッタリマッチするなんてことはあるはずがないんです。だからこれからも私は凝り具合と強さの加減のうまい伝え方を日々研究し、いつか「最初から最後まで快適な強さ」のマッサージを受けたいと思います。